これからスケートボードを始める方へ

【スケートボードの基礎知識】

スケートボードを始めたいけど何をどうしていいかわからない、スケートボードの選び方がわからない、スケートボードの事を知りたい! と言う人たちに向けてスケートボードのあんなことやこんなことを解説!!

スケートボードは主に6つのパーツから成り立っています。
DECK(デッキ)、TRUCKS(トラック)、WHEELS(ウィール)、BEARINGS(ベアリング)、BOLTS(ボルト又はビス)、GRIPTAPE(グリップテープ)。
これらのパーツを組み上げることでスケートボードが完成します。

 

DECK(デッキ)

スケートボードの主となる板の部分です。ブランド、サイズ、シェイプ(形)によって個性が出ます。進行方向に向かって先端をノーズ、後ろをテールといいます。

 

・デッキの太さ/細さについて

デッキは太いと安定性が増す反面、回し系トリックや細かい動きに対応しにくくなります。逆に細いと回しやすく細かい動きに強くなりますが、安定性に少々劣ることもあります。
回し技ではなくランプやボウルで滑りたい方は太めのデッキがおすすめです。
ストリートやパークで回し技を練習したい方は細め〜中間くらいをおすすめします。

 

・キック/コンケーブについて

キックとはノーズとテールの反りのことです。
反りが強い=キックが強い/反りが弱い=キックが弱い、と言います。
反りが強いとオーリーで高く跳びやすくなりますが、前足のモーションが大きくなるため回し系のトリックが少々シビアになります。
反りが弱いとデッキを回しやすく、テールの先端が地面から近いため軽い力でデッキを弾くことができます。

コンケーブとは、デッキがお皿のように中央が凹んでいる構造とのこと。
コンケーブがキツいと足にフィットし、食いつきがよくオーリーや180(※オーリーで180度回転すること)など身体を回転する技に向いていますが、回し系トリックや細かい動きに反応し辛くなります。
コンケーブが弱いとフィット感・グリップは減るものの、回し系トリックなど細かい動きに対応しやすくなります。

 

キック

 

コンケーブ

 

・初心者はどんなデッキを選べばいい?

それはどういうスケートボードの乗り方をしたいかによって変わってきます。
現在の主流のサイズは、男性8〜8.25インチ、女性7.5〜7.75インチ。
好みや体格によってサイズを選びます。
パークやストリートで滑りたい方は主流のサイズ(男性8〜8.25インチ、女性7.5〜7.75インチ)から選んでみましょう!
バーチカルやボウルなどで滑りたい方は標準より0.2〜0.5インチ太いサイズがおすすめです!

 

デッキはこちらから

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TRUCKS(トラック)

デッキとウィールを繋ぐT字型のメタル製パーツ、体の部分で言えば腰のような存在です。
ブランドによって動き方が違うので滑りに深く影響します。
各ブランドの特徴を確認して自分に合いそうな物をまずは選んでみましょう。

4つの定番トラックブランドをご紹介します。まずはこの4つのブランド中から選んでみましょう。

 

INDEPENDENT(インデペンデント)

頑丈なボディとスムースな動きで40年以上もスケートボードシーンを支え続けてきたIndependent(通称”Indy”)。
漢らしいゴツッとしたフォルムとハードコアなロゴからファッション界からも一目置かれている。
重量的にはやや重めですが、程良い曲がり具合で初心者でも快適に乗ることができます。

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ACE(エース)

Independentの開発とチームマネージャーをしていたジョーイ・ターシェイがサンフランシスコで立ち上げたトラックブランド。20年以上積み上げた技術から造られる良質トラックです。
Independentに比べ、より深く曲がることができる可動域の広いトラックです。クイックに曲がりたい方やクルーザーに組んでもバッチリなトラックです。

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VENTURE(ベンチャー)

根強い人気を誇る老舗トラックブランドVenture。
角張ったフォルムとしっかりとしたハンガーで業界一の安定感です。
ブッシュゴムを柔らかくすれば程良く曲がり、固くすれば程良く安定感あるスタンダードなトラックです。堀米雄斗もチームに所属。

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THUNDER(サンダー)

サンフランシスコの大手ディストリビューターDELUXE傘下のThunder。
無駄を省き業界一弾きが軽く、高さが低いので安定感抜群なトラックです。
どちらかと言えばストリートスケーターの愛用率が高いブランド。

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・トラックの機能性について

ブランドごとにそれぞれ特徴がありますが、高さや、幅、重さなどモデルによって違いがあります。

・トラックの高さについて

 

Highトラックの特徴

  • 車高が高いので、大きなウィールを使用可能。(55mmぐらいまで)
  • トラックの可動域が広く、よりクイックにターンが可能。
  • テールを弾くタイミングがLOWよりやや遅いが、上に飛びやすい。

 

Lowトラックの特徴

  • 車高が低いので、53mmぐらいまでのウィールが使用可能。
  • 重心が低く安定感はあるが、トラックの可動域は狭い。地面とテールとの距離が短いため、ノーズが上がってくるのが早く、デッキコントロールがしやすい。
  • テールを弾く時にあまり力が要らず、脚力の弱い女性にもおすすめ。

 

・ハンガーの幅について

ハンガーの幅はデッキの太さに合わせて選びましょう。
太いデッキにはハンガーの幅が長いもの、細いデッキにはハンガーの幅が短いものを選ぶ必要があります。デッキの幅とトラックの幅があっていないと、思ったように曲がれなかったり、トラックの性能を充分に活かすことができなかったりします。必ず使っているデッキの幅に合わせてトラックを選びましょう。トラックのサイズ表記はブランドごとに異なるため、各ブランドの適合デッキサイズを記載したチャート表を参考にトラックのサイズを選んでみましょう!

 

・トラックの重さについて

トラックは軽いほうが回しやすいですが、安定性に欠けることがあります。
トラックにはHollowというシリーズがあり、シャフトやキングピンが中空になっていて通常より軽くなっています。その他にもTitaniumなど頑丈な軽量トラックもあります。

 

・初心者はどんなトラックを選べばいい?

初めはデッキに合うサイズ、好みのブランドのトラックを選んでみましょう。

 

トラックはこちらから

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WHEELS(ウィール)

スケートボードのタイヤの部分。
ウィールとは、いわゆる車輪で滑りやすさやスピードに大きく影響します。自分の滑り方や路面の状態に合わせたウィールを選ぶと快適に滑ることができ、トリックの練習がしやすくなります。また、ウィールには「ハードウィール(ストリート・パーク向け)」と「ソフトウィール(クルージング向け)」の2種類があります。

 

・ウィールのサイズについて

ウィールのサイズは大きいほどスピードが出やすく、その反面重量が増すので回し系トリックなどに影響が出てきます。
逆に小さいと軽くデッキを回しやすくなりますが、小さな小石などに躓きやすくなったり大きいウィールよりスピードが出にくかったりします。

 

・ウィールの硬さについて

ウィールの硬さは、基本的に数字で表されます。数字が大きいほど硬く、小さいほど柔らかくなります。この硬さを基準にウィールは、「ハードウィール(ストリート・パーク向け)」と「ソフトウィール(クルージング向け)」の2種類に分かれます。

 

・ウィールのシェイプについて

シェイプは大まかに分けてClassicとConicalの2種類があります。
Classicは接地面が少なく、回し系トリックを駆使するテクニカルなスケートスタイルに向いています。
Conicalは接地面が多くグリップ力があるのでラフなストリートスケートに向いています。

 

・クルーザーウィールについて

クルーザーウィールは柔らかく、ラフな路面でも快適に進むことのできるソフトウィールです。
騒音も少なくスピードも出るのでクルージングに最適です。

 

高品質で人気のあるウィールブランドをいくつかご紹介します。まずはこちらから選んでみることをおすすめします。

 

SPITFIRE(スピットファイア)

火の玉マークでお馴染みのウィールブランド。
高品質ウレタンを使用したFormula Four(フォーミュラフォー)はフラットスポット(特定の箇所だけがすり減ってしまうこと)ができにくくスムースな乗り心地と適度なグリップが特徴で、数多くのスケーターの足元を支えています。

https://pagertokyo.com/tag/spitfire/

 

BONES(ボーンズ)

品質にこだわるハイクオリティウィールブランド。
ジョージ・パウエルとステイシー・ペラルタが始めたPowell Peraltaのウィールブランド。
トニー・ホークやスティーブ・キャバレロなど、スケートボードの歴史を語る上では外せない重要な人物も所属。1983年には高品質・高回転にこだわった Bones Bearings が発売され、今もなおスケートボード用ベアリングとしてトップに君臨し続けている。

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OJ’s(オージェイズ)

1976年に誕生した老舗ウィールブランド。
素晴らしい走り心地とより良い材質を提案するOJ Wheelsは1976年に誕生。
Santa CruzやIndependentなどを手掛ける老舗ディストリビューター、NHS傘下のブランドで、ランプやプールなどのトランジション系スケーターから絶大な支持を得ています。
OJ’sとはカリフォルニアの名産であるOrange Juiceの略称で、オレンジがチームカラーとなってます。

https://pagertokyo.com/tag/oj/

 

・初心者はどんなウィールを選べばいい?

ウィールのサイズはトラックの高さに合わせて選びましょう。トラックが低いのに大きなウィールを選ぶと、少し傾いただけでウィールバイト(ウィールがデッキと接触して止まってしまう)するため危険です。
シェイプと硬さは用途に合わせて選びましょう!

 

ウィールはこちらから

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BEARINGS(ベアリング)

ウィールを回転させるためのパーツ。このパーツで進み具合が変わります。
ウィールと同じくスケートボードのスピードに大きく影響を与えます。スケートボード1台に必要なベアリングは8つで、ウィール1個につき2つのベアリングを装着します。
スケートボードの中でも1番繊細な部分で、定期的なメンテナンスをしないと壊れやすくなります。

・ベアリングの速さについて

ベアリングの速さは、基本的に(ABEC エイベック)で表記されます。ABEC 1〜9まで存在し、後の数字が大きくなればなるほどスピードが速くなります。速いスピードが怖い方はABEC3やABEC5をおすすめします。スケートボードに慣れてスピードを出したい方はABEC7やABEC9を使ってみましょう。

 

速く頑丈で人気を集めるベアリングブランドをご紹介します。

 

BONES(ボーンズ)

ウィールでもご紹介したBonesのベアリングは高品質・高回転にこだわり、独自の仕様に沿って製造され絶大な支持を得ています。
考案者のジョージ・パウエルの「スケート用ベアリングに工業規格はあてはまらない」という考えの下、あえてABECレートは使用していません。
ハードなランディングがもたらす強い衝撃、ターンでのサイドからの負荷から可能な限り耐えるように設計され、速く回転し長持ちします。

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BRONSON(ブロンソン)

Santa CruzやIndependentなどを手掛ける老舗ディストリビューターのNHSが力を注ぎ開発したベアリングブランド。
工業用とは違いスケートボード用として開発されているため、縁石やステアを滑る際の衝撃にも耐えうる耐インパクト性能。

https://pagertokyo.com/tag/bronson/

 

・ベアリングのメンテナンスについて

ベアリングの定期的なメンテナンスをおすすめします。
メンテナンスをすることにより、回転性能の維持や破損を防ぎ怪我の防止にも繋がります。同時にトラックのアクセルナットを交換することでトラックも長く使用できます。
ベアリング部がホコリなどで黒ずんできたらメンテナンスをするようにしましょう!

 

ベアリングはこちらから

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